ビジュアルビジョンの歴史
地域の子どもたちを7人集めた塾。
築何十年ともわからない建物、庭は荒れ放題…
雨漏りまでしている、小さな塾。
それがビジュアルビジョンの前身、「こうゆうかん」です。
入塾してくれたのはたったの7名。しかも、勉強に前向きではない子どもたちでした。教師の話を聞こうという気もまったくありません。最初はとても驚きました。
私たちはいつも、肩書や服装などの社会的イメージに守られています。大人だから子どもに敬われて当たり前、という考えがどこかにあったのでしょう。
その固定観念を捨てて、真っ向から子どもたちとぶつかり合う日々が続きました。
すると、生徒たちの様々な気持ちを感じるようになってきました。大人への不信感、勉強に対する諦め…。
懸命に「なんとかして君たちを幸せにしたいのだ」という想いを態度で表し続けました。
そうしているうちに、徐々に生徒たちが教師を信頼してくれるようになりました。授業を聞き、成績が上がってきました。悩みごとも相談してくれるようになりました。
評判が評判を呼び、いつの間にか生徒数もどんどん増えました。
創世記のこうゆうかんには、良い意味での手作り感がありました。
「こうゆうかんには将来性がある」
こうゆうかんは誕生からしばらくのあいだ個人塾でした。生徒数が300人ほどに増えても、会社組織にするつもりはありませんでした。
こうゆうかんを、商売ではない本当の教育の場であると考えていたからです。
ある日、アルバイト教師のひとりが「こうゆうかんに就職したい」と申し出てきました。有名な大学に通っていて成績も良い、優秀な学生です。こんな将来性のある若者の身を預かることなんてとてもできない、と思いました。
しかし、どんなに説得しても彼は諦めません。
どうしてもこうゆうかんで働きたいと言って、ついには家を飛び出してきました。
仕方なく彼と一緒にご両親のもとへ行きました。そこでも「今はうまくいっているが、その先はわからない。こんな将来性のないところではなく、きちんとした大企業に就職してもらいたい」と同じことをくりかえしました。
そこで彼が口を挟みました。
「こうゆうかんには将来性があります。」
「日本一の塾です。絶対に大きくなります。」
はっきりとそう言いました。
その夜、『こうゆうかんを法人化しよう』と決意しました。
本を100冊買って、経営についての勉強を始めました。
この組織はなんのために存在しているのか
株式会社こうゆうかん学院は爆発的な勢いで校舎を増やし、実績、生徒数共に埼玉県ナンバーワンの塾へと成長しました。
そのうちに、もっと多くの方の人生に関わりたいと考えるようになっていきました。
その後介護事業部を設立し、株式会社こうゆうかん学院は「ビジュアルビジョン」へ社名変更。現在は日本中に教育・介護医療・飲食・フィットネス事業を展開する、従業員3,000名超のグループ企業となりました。
この組織はなんのために存在しているのか。
最初は、目の前の子どもたちを幸せにするため。
次は、自分を信じてくれた従業員を幸せにするため。
そして今は、すべての人々の幸せと平和に貢献するため。
それぞれの部門は、仕事内容は異なっていますが
共通の理念で繋がっています。
多彩な活動を通じて人類に貢献することを最終目標として、
未来に向けた理想と明快なVisionを実現していきます。
沿革
1976 | 私塾「弘猷館」 創立 |
1980 | 「こうゆうかん学院」に名称変更 |
1985 | 法人化 |
1986 | 桶川校開校 3階建て「塾専用独立ビル」として誕生 「夏期個別指導合宿」開始 |
1988 | 埼玉本部上尾校開校 「冬期単科特訓」開始 |
1989 | 専用テキストの開発に着手 データネットワークシステム構築開始 THiNKシステム稼動 独自の合否判定システムを開発 |
1993 | 中3受験生用オリジナルテキストを大手出版社と共同開発 |
1995 | THE義塾創立 |
1999 | 株式会社ビジュアルビジョンとしてグループを統合 |
2005 | 組織改革、「校長立候補制度」開始 |
2007 | 小学生 新授業料システム導入 こうゆうかんファイリングシステム、入退出メールシステムスタート 新模擬授業研修制度開始 |
2010 | 学校法人 ビジョナリースクール 翔凜中学校・高等学校がグループに加わる |
2012 | こうゆうかん前橋校 開校→群馬に進出 |
2016 | 東陵高等学校がグループに加わる |
2024 | オンライン授業開始 |
1999 | ホームヘルパー養成講座 開講 |
2000 | 介護サービス開始 訪問介護 けあビジョン上尾 開業 |
2007 | けあビジョン介護福祉センター 「すずらん」→「けあビジョン」に名称変更 |
2010 | けあビジョン与野 開業 訪問介護拠点が20か所になる けあビジョン十条 開業(東京進出) |
2011 | けあビジョン高崎 開業(群馬進出) |
2012 | サービス付き高齢者向け住宅 ハートフルcasa桶川 オープン |
2013 | けあビジョン川崎 開業(神奈川新出) けあビジョン船橋 開業(千葉新出) 訪問看護ステーション蓮田 開業 |
2015 | けあビジョン東岩槻にて定期巡回型訪問介護看護スタート |
2016 | けあビジョン初のグループホーム けあビジョンホーム仙台萩野町 開設 |
2017 | グループホーム 四国地方・中国地方・関西地方に初開設 |
2018 | グループホーム 九州地方に初開設 |
2019 | グループホーム 北海道に初開設 |
2020 | 特別養護老人ホームカーサ川口 開設 |
2024 | 特別養護老人ホームカーサ八千代 開設 障がい者グループホーム スマイルビジョン皆野 開設 |
2014 | チャイルドスクエアそしがや 開園 |
2016 | チャイルドスクエアむさしうらわ 開園 |
2017 | チャイルドスクエア仙台六丁の目元町 開園 |
2018 | チャイルドスクエア仙台荒井南 開園 |
2019 | チャイルドスクエア浜松花川 開園 |
2020 | チャイルドスクエア浜松篠原 開園 |
2021 | チャイルドスクエア浜松三ケ日 開園 チャイルドスクエア狭山台 開園 |
2023 | チャイルドスクエア狭山広瀬 開園 |
2024 | 有限会社 マグハウス グループに加わる |
2011 | にき亭・青羅がグループに加わる |
2013 | 株式会社 WAヴィジョンに社名変更 |
2015 | 翔凜中高での食堂事業スタート |
2016 | 東陵高校での食堂事業スタート |
2018 | カーサ・ミナノでの食堂事業スタート |
2020 | カーサ川口で食堂事業スタート |
2022 | 有限会社二木屋 グループ加入 |
2007 | 北坂戸店、飯能店オープン |
2014 | カーブスまるひろ飯能リニューアルオープン |
2018 | カーブスまるひろ飯能WEST・EASTグランドオープン |
2001 | 不動産事業本格始動 ビジョナリーⅡ 所有 |
2003 | 上尾フジビル 所有 |
2004 | メゾンラクール 所有 |
2005 | ビジョナリーⅢ 所有 |
2008 | ビジョナリーⅥ 所有 |
2009 | ニトリ横須賀店 所有 |
2010 | 札幌丸増18ビル 所有 |
2011 | 今治ワールドプラザ 所有 |
2014 | 那須烏山市七合中学校 太陽光発電所 完成 |
2016 | 鹿児島県阿久根 太陽光発電所 完成 |
2020 | 室蘭弥生ショッピング 購入 |
2021 | 前橋リリカ 購入 前橋本町スクエアビル 購入 |
2023 | Feeeal旭川 購入 |
2024 | 前橋ファーストビル 購入 |